@article{oai:tohto-u.repo.nii.ac.jp:00000029, author = {大坪, 茂 and OTSUBO, Shigeru and 新田, 孝作 and NITTA, Kosaku}, issue = {1}, journal = {東都医療大学紀要, Tohto University bulletin}, month = {Mar}, note = {【目的】血液透析患者は血液の透析膜との接触や透析液の曝露、透析液中に抗酸化物質が喪失すること等により酸化ストレスにさらされている。そこで、新規の透析液原液水素還元装置の酸化ストレスに対する効果を調べた。【方法】維持透析患者14名を対象に4週間、透析液A原液を水素にて還元した装置を使用し、透析液ならびに血液の酸化還元電位oxidation reduction potential(ORP)、生化学、血算値を評価した。【結果】従来の透析では血液のORPはダイアライザーの前後で68.1±30.5mV上昇したのに対し、この装置ではその上昇が29.3±20.5mVに抑えられた(P=0.012)。フェリチン値は4週間の治療で91.9±77.0ng/mLから63.0±46.7ng/mLへと減少した(P=0.035)。【結論】新規の還元装置によって血液のORPの上昇を抑えることができた。フェリチンは炎症の指標でもあるが、この装置によって低下が認められた。この装置は透析患者の酸化ストレスを改善させる可能性がある。(著者抄録), 【目的】血液透析患者は血液の透析膜との接触や透析液の曝露、透析液中に抗酸化物質が喪失すること等により酸化ストレスにさらされている。そこで、新規の透析液原液水素還元装置の酸化ストレスに対する効果を調べた。【方法】維持透析患者14名を対象に4週間、透析液A原液を水素にて還元した装置を使用し、透析液ならびに血液の酸化還元電位oxidation reduction potential(ORP)、生化学、血算値を評価した。【結果】従来の透析では血液のORPはダイアライザーの前後で68.1±30.5mV上昇したのに対し、この装置ではその上昇が29.3±20.5mVに抑えられた(P=0.012)。フェリチン値は4週間の治療で91.9±77.0ng/mLから63.0±46.7ng/mLへと減少した(P=0.035)。【結論】新規の還元装置によって血液のORPの上昇を抑えることができた。フェリチンは炎症の指標でもあるが、この装置によって低下が認められた。この装置は透析患者の酸化ストレスを改善させる可能性がある。(著者抄録)}, pages = {23--30}, title = {透析液A原液水素還元装置の効果}, volume = {8}, year = {2018}, yomi = {オオツボ, シゲル and ニッタ, コウサク} }