@article{oai:tohto-u.repo.nii.ac.jp:00000031, author = {鈴木, 剛 and SUZUKI, Tsuyoshi}, issue = {1}, journal = {東都医療大学紀要, Tohto University bulletin}, month = {Mar}, note = {近年日常診療において精神科・神経科・心療内科診療の場以外においても不眠治療は重要な位置づけとなってきている。前記診療科以外受診の際に不眠を訴え睡眠薬を希望する患者も多く見受けられる。不眠の訴えにおける注意事項として隠れているうつ病の存在を意識することは広く知られている。とくに早朝覚醒や体重減少(食欲低下)が存在すれば専門診療科に即日紹介するのがフローであると思われる。また不眠だけを訴えるうつ病患者も存在し問診に細心の注意を払うことが重要とされている。その上で睡眠障害患者の訴えに対し睡眠薬を投与することとなる。睡眠薬投与の際ベンゾジアゼピン(BZ:Benzodiazepine)系睡眠薬(超短時間型:トリアゾラム(ハルシオン)、短時間型:ブロチゾラム(レンドルミン)、中間型:ニトラゼパム(ベンザリン)、エスタゾラム(ユーロジン))の処方が主流となっている。BZ系睡眠薬は連続服用による耐性が生じやすく、また急な服薬中止で反跳性不眠(服薬前より強い不眠)に陥りやすい副作用が危惧されている。また高齢者では非BZ系睡眠薬が推奨されている。今回ブロチゾラム服用にて経過観察していた不眠女性患者に睡眠不十分の訴えを認めたため、再度不眠症に合併する基礎疾患を問診上注意深く除外し、オレキシン受容体拮抗薬であるスボレキサント(ベルソムラ)追加・変更投与を施したところ著明な不眠改善を認めたのでここで報告する。(著者抄録)}, pages = {41--44}, title = {スボレキサント(ベルソムラ)追加・変更投与が有効であった睡眠障害症例}, volume = {8}, year = {2018}, yomi = {スズキ, ツヨシ} }