@article{oai:tohto-u.repo.nii.ac.jp:00000086, author = {大西, 奈保子 and Onishi, Naoko}, issue = {1}, journal = {東都医療大学紀要, tohto University bulletin}, month = {Aug}, note = {【研究目的】認知症高齢者の情動・認知・行動に対して介護者がどのような働きかけを行っているのかについて、認知症高齢者の介護場面を観察することから明らかにする。【研究方法】介護職者6名に対して6名の研究者が、日中の6時間程度、参与観察を行い、その内容を細かくフィールドノートに記載し、疑問に思ったことなど対象者にインタビューを行った。参与観察とインタビューから得られた記録から、介護職員が認知症高齢者の情動や認知に働きかけて「その安定や変容を図っている」と記述された部分や「行動の習慣化(行動がスムーズに行えている)」と記述された部分を抜きだしてカテゴリー化した。【結果・考察】認知症高齢者の情動・認知・行動に対する介護者の働きかけとして、「行動を促す」働きかけと「安心感を与える」働きかけが明らかとなった。行動を促す働きかけは、<言い方の工夫>、<声かけをして指示をする>、<できる役割を与える>、<機嫌を損ねない>、<気をそらせる>であり、高齢者の情動・認知・行動に働きかけて日常生活行動を促すものであった。安心感を与える働きかけは、<日常物品を一緒に整理する>、<昔を思い出させる>、<行動を認める>、<不安を鎮める>であり、高齢者の情動・認知・行動に働きかけて高齢者の情緒安定や安心感を与えるものであった。(著者抄録)}, pages = {18--24}, title = {認知症高齢者の情動・認知・行動に対する働きかけ}, volume = {2}, year = {2012}, yomi = {オオニシ, ナオコ} }