@article{oai:tohto-u.repo.nii.ac.jp:00000087, author = {篠原, 百合子 and 武政, 奈保子 and 山口, 恵 and Shinohara, Yuriko and Takemasa, Naoko and Yamaguchi, Megumi}, issue = {1}, journal = {東都医療大学紀要, tohto University bulletin}, month = {Aug}, note = {アルコール依存症は「家族の病」と言われ、家族を統合した治療システムが回復に必要とされ、断酒後は、自助グループが有効とされる。本研究は、自助グループの中の断酒会の効果に焦点を当てた。家族ぐるみの断酒会への参加が、家族に対してどのような回復過程をもたらすのかを目的とし、この研究の着想に至った。一都2県の断酒会会員の家族132人からアンケート調査の回答を得た。質的に分析したところ29カテゴリーが得られた。家族の初期介入時は家族の精神的問題(うつ病、不眠、不安障害)の発見に努める事がその後の回復に大きな影響を及ぼすことが明らかになった。家族へのケアでは、初期介入時からケースの家族問題に当てはめ、予測される家族の問題に早期に取り組むことが可能となる。医療従事者への要望結果から看護専門職への支援方法を検討することができる。入院から回復に至るまでの家族の体験を理解して、それに合わせた個別ケアを行う。医療専門職者は、回復者から学ぶ姿勢を持ち、断酒会における内的体験を連続的に理解することが必要である。依存者を身体的・心理的・社会的・霊的存在として総合的に理解して支援していく姿勢が必要である。家族を含めて、治療対象として捉え、初期介入時から家族を含めて支援をすることを望んでいることが明らかになった。(著者抄録)}, pages = {25--33}, title = {アルコール依存症者家族の回復過程の検討}, volume = {2}, year = {2012}, yomi = {シノハラ, ユリコ and タケマサ, ナオコ and ヤマグチ, メグミ} }