@article{oai:tohto-u.repo.nii.ac.jp:00000095, author = {武政, 奈保子 and Takemasa, Nahoko}, issue = {1}, journal = {東都医療大学紀要, tohto University bulletin}, month = {Mar}, note = {災害地のボランティアは、悲惨な状況を目のあたりにし、PTSDを引き起こすことが多いといわれている。能登半島地震は、規模の上では被害が少なかったが家屋倒壊が多かった。現地で災害ボランテイアを行った住民ボランティア4名は、3年間の間、地震の体験を語ることがなかった。今回、被災地住民でありながら、災害初期からボランテイアセンターを運営し、長期に渡りボランテイアを続けた人たちのレジリエンス(復元能力)についてインタヴューを通して調査することにした。分析方法は、質的分析の中のシークエンス分析を用いた。結果として、4人とも通常から野外活動を伴うボランテイアを好む人たちであったが、彼らの精神的崩壊は、これまで他所で行ってきた一時的ボランテイアと現地での長期ボランテイアの意味の違いからくるジレンマであったことがわかった。更に、彼らのレジリエンスの過程は、直接被災したボランティアと被災地域に住んでいるが直接に被災しなかった人とは異なっていた。直接被災者の2名は今も内省的であり、その後の活動は行っていない。被災しなかった2名は、地域災害ボランティアの組織化を目指して、今も積極的な活動を続けている。(著者抄録)}, pages = {15--25}, title = {災害ボランティアを行った被災地域住民のレジリエンス}, volume = {1}, year = {2011}, yomi = {タケマサ, ナホコ} }