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Permalink : http://doi.org/10.50818/00000108
東都三軒茶屋クリニックにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策 他院での対応困難症例の受け入れ
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File / Name | License |
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kiyo12_1_p41-50 |
©東都大学2022
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JaLC DOI | info:doi/10.50818/00000108 |
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アイテムタイプ | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper |
言語 | 日本語 |
キーワード |
新型コロナウイルス感染症, 血液透析, PCR検査, 感染対策 |
著者 |
斎藤 千草
/ サイトウ チグサ
大坪 茂 / オオツボ シゲル 治田 宗徳 / ハルタ ムネノリ 池田 智慧美 / イケダ チエミ 川原 克恵 / カワハラ カツエ 後藤 康司 / ゴトウ ヤスヒコ 成田 晃子 / ナリタ アキコ 三和 奈穂子 / ミワ ナオコ 久保田 孝雄 / クボタ タカオ |
抄録 |
当院の透析患者COVID-19感染対策について報告する。従来の感染対策に加え、全職員、患者への疾患の啓発、マスク着用、来院時並びに透析室入室時に手指消毒、毎日検温、透析室入室時にも検温、昼食提供の見直し、感染が疑われる際の電話受けのチェックリスト作成、疑いエリアのリネン等の物品の扱い方の工夫、環境整備、休みやすい勤務体系作り、鼻咽頭ぬぐい検査場所の見直し等を行った。感染疑いの強い患者は導線を分け、裏口より入室し、普段使用していない時間帯のフロアーで隔離透析を行った。その結果、今まで患者150名、スタッフ35名中、血液透析患者1例の感染発生のみで経過している。また、他院より透析室内濃厚接触(疑い含む)13例、家庭内濃厚接触者1例、治療退院直後で維持透析先受け入れ困難3例の合計17例の患者を受け入れた。東京都の血液透析患者のCOVID-19罹患率2.1%に対し、当院の罹患率は0.7%と低値であり、当院の感染対策は効果があったと思われる。(著者抄録)
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雑誌名 | 東都大学紀要 |
巻 | 12 |
号 | 1 |
ページ | 41 - 50 |
発行年 | 2022-05 |
出版者 |
東都大学
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ISSN |
2435-8878
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